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ライザのアトリエ2 〜失われた伝承と秘密の妖精〜(80点)

ライザのアトリエ2 〜失われた伝承と秘密の妖精〜

 

評価:良ゲー80点

 

<プレイ実績>

進行:ストーリークリアおよび、裏ボス撃破

プレイ時間:

難易度:ノーマル

 

<前置き>

前作ライザ1からの続編。ディレクターインタビューでは正統続編、進化といえる内容なっているとのこと。前作はアトリエシリーズの中でも新規プレイヤーに焦点を当てている様子がみられた。結果としてthe優等生といったゲーム内容であらゆる要素が高水準で高く評価され売り上げも好調であった。続編は果たしてどうなるか。

 

<簡単な評価>

良かった点はバトルシステム、調合。前作の段階でもバトルシステムが悪いということはなかった。しかし、アトリエシリーズの初めてのATBの採用もあり、完成度はそれほど高くはない状態だった。今作では大きく手を加えられて進化。自信を持って面白いといえる内容になった。調合システムは大きな変更こそ加えられなかったものの、元々出来がよくわかりやすいシステムなので安心して遊べるだろう。

悪かった点は遺跡探索、シナリオ。今作ではマップが立体構造になり上下に移動でき、高台から川に飛び込んでみたりとマップ探索が歩いているだけでも楽しくなったのは良かったのだが・・・。新要素の遺跡探索が足を引っ張っていた印象。同じ場所を何回も行き来する必要がある、通路を塞いだモンスターによる半ば強制エンカウントが多い、遺跡内のだらだら長い一本道であると焦ったい要素が重なり、めんどくさいの一言に尽きる。投げ出すほどではなくても楽しくはなかった。個人的に一番残念だったのはシナリオ。大幅劣化。前回を”良”とするならば”凡以下”くらい。見るに耐えないレベルではないのだが明確にこのゲームにおけるマイナス点といえる部分。とは言いつつもアトリエシリーズ自体がそれほどシナリオを期待するタイプのゲームではないので、評価が著しく下がるということはないが。

 

<総評>

前作をALL80点とするならば、今作は90点の要素もあれば70点の要素あり、少しばかり評価が尖った印象。しかし、良くなった要素と悪かった要素を考えてみるとアトリエシリーズにおける要、バトルと調合はしっかりと面白いもの正統進化しており、アトリエを遊びたいという人には安心して遊べる内容になっている。

 

※前作を遊ぶ必要があるかについて。シナリオをあまり気にしない人であれば2からで十分だと思います。ただし、主人公は続投の続き物で前作の話も出てきます。気にする人は1をやっておいた方がいいです。アトリエ初心者は1からでいいと思います。